2006年 5月 16日 (火)
by ポンコツおじサム
ナナハンキラーの登場である。
”ヤマハ RZ350”
1981年に発売された2サイクル水冷並列2気筒のマシーン。
既に、弟分のRZ250は前年1980年に発売され、
一大センセーショナルな登場となっていた。
一時元気を無くしかけた2サイクルエンジンの救世主である。
当時の市販車最速のレーサーレプリカ車でもある。
今もこの個性に魅せられた根強い人気車であることに間違いない!
息子の友人にはこの手の個性派バイク好きが多く、
「今、アールゼットサンゴーをレストアしてるモンで
、エンジンのほうをちっと見てやぁ〜」
と、今夜持ってきたので早速チョイチョイとバラシてみた。
「おお!けっこぉ、いいエンジンじゃ〜ん」
「ホントォ〜? うれしいなぁ〜」
「だけんが、せっかく直すんならピストンとリングは
新品に替えたほうがええでぇ」
「アールゼットは新品部品がヤマハにあるだかいなぁ?」
「とりあえず、まだあるかもしれんで店に頼んでみまいか」
「そうだね、悪いけんがそうしてやぁ・・」
という標準語に近い会話・・。
このエンジン(4UO)は2万m以上乗ってるという割に状態がよく、
クランクのガタやシリンダー傷も少ないのでOHベースとしては
最適でホッとしました。
ま、オーバーホール用の各部品をこれから頼んでみるしかないか・・
2サイクル2気筒の1万回転までまわした時の
”クイ〜ン”
という耳の穴の奥にまで響く快音と
マフラーからの真っ白い煙が待ち遠しいね。
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