2011年 10月 26日 (水)
by ポンコツおじサム
ほぼ当時オリジナルのまんまのエグリ黒マッハ!
この初期型500SS(H1)には、CDIの高圧を各プラグに送るために、”デスビ”があるのだ!
ピストン・シリンダ・ヘッド・クランクケース内も異常無し!
エンジン掛かったぁ〜 けど、真っ白っす!(^^;
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実は・・・
オウルガレージの工場には、「エグリマッハ」が2台あるのだ。
この黒いエグリタンクのカワサキ500SS(H1)は、
ほぼ当時(1969年発売時)のまんま残る貴重な「未再生原形車」なのだ。
(微妙にシートのみはかなり昔に張り替えられているようですが・・・)
黒色っぽいこのタンクをよく見れば、
純正「キャンディブラック」塗装で、
「KAWASAKI」の切り文字やラインが入っています。
オリジナルのまんまの塗装のモノは少ないはずなので貴重品かも?
さらにナンバーも当時のまんま。
数字のプレス角が擦れて薄くなっているのもコイツの歴史ですね。
しかし、エンジンはイマイチ(汗)
オーナーのOさんからの依頼で、エンジン始動の為の整備開始。
ひととおり各部をチェックしていきます。
キャブや点火系をOH等してから、新品ガソリンで始動にチャレンジです。
やっぱりイマイチ・・・?
ちょいとばらしてみますが、シリンダーやピストン等には大きな傷もなし。
オートバイには珍しい「デストリビューター」をキャップ・ローターとも磨いて、プラグを3本新品にして、再チャレンジ!
強制的にキャブに混合ガソリンを吹き込みます。
気合のキック10発!
ブワ・ブワァッ〜
と、マフラーから真っ白い煙とともに空冷3気筒エンジンが掛かりました!
それにしても、工場内が濃霧が掛かったように真っ白ですな・・・(^^;
まだまだ本調子にはほど遠いので、チェック&調整は後日ということで・・・
やっぱ、黒マッハはシブイね〜 (^_^;
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