2009年 3月 18日 (水)
by ポンコツおじサム
ガラスのジャム瓶のようなブレーキオイルタンク。
ウインカーがバンパー内にある中期モデル。
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アルピーヌA110は本当に面白いクルマです。
生産は1963年〜1977年まで15年間くらい作っておりましたので、初期タイプと最後期のクルマではかなり違っています。
今回、入場したのは中期1969年頃のA110 1300VCです。
フロントライトが4灯(内側は補助灯)になっていますが、ウインカーがまだフロントバンパー内に入っているタイプで、フェンダーもあまり張り出さずナローボディですね。
A110 1600SがWRC初代チャンピオンになるのは、1973年ですからラリーがヨーロッパを舞台にしたERCの頃のクルマですね。
エンジンは、有名なゴルディーニチューンエンジンではなく、ルノー製カウンターフローのエンジンにウエーバーが一基しがみついています。
それでも、ノーマルのルノーエンジンとは違って軽〜く吹け上がるのでメチャ気持ちいい(^^)
オールFRPボディは車重も660Kgしかないので、85Ps/1300ccエンジンでも十分楽しいっす。
クイックなハンドリングと低重心な車体、そしてリヤエンジン独特な挙動も味わいながらのドライブはまさに「快楽」です。
今回はブレーキマスターのオイルが無くなる?という故障で入場。
結局、40年以上使用した既存のブレーキパイプの接続部からの漏れと判明。
新規にパイプを製作し取替えて回復です。
ついでに、半年振りにエンジンオイル交換も実施。
乗って楽しい、見て嬉しい、フランスの名車ALPINE-A110です(^_^)
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