2012年 9月 10日 (月)
by ポンコツおじサム
前方下に置いてあるのが、ステアリングラック本体です。
ブッシュがボロボロですね(^^;
今回製作したカラーを打ち込みました。
最初の試作品。この後、長めでグリス溜りを追加した部品を取り付けました(^^)
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ケーターハム スーパーセブンが入庫しました。
このK田さんのセブンは、ロータスツインカム ビッグバルブ搭載車で、
ハイカム仕様でもあるので、今回はさらなる点火系の強化も目的でした。
で、
車両移動中にステアリングラックのガタ?を発見!
右に左にハンドルを切ると、前方で”カタカタ・・・”と音がします。
調べてみると、ステアリングラックチューブのエンドブッシュがボロボロです。
元々は、ウレタンか、プラスチックがはまっているようです。
経年劣化でボロボロになって無くなってしまっています。
これではいけませ〜ん(^^;
部品確認をすると、このスチールチューブタイプは生産終了で在庫無し!
代替え品はあるが、少々高価でもある。
ここは一品加工により修理となりました。
ボールジョイントのネジのロックを慎重に外して、
ブッシュを取り除くと、まさにウレタンの”カス”が詰まっているという感じでした(笑)
旋盤加工でジュラルミンをを削りだし、中部にグリスラインとグリス溜りを作って部品は完成。その後はチューブ本体に圧入してここは作業完了!
オースチンやモーリスのミニMk1タイプのステアリングラックエンドも同様に修理可能です。
ラックチューブが細身の”当時のオリジナル部品”にこだわる方は、この方法も修理方法の一つと参考にしてみてください。
モチロン、新品の代替え部品が出ますので機能的には全くOKです。
K田さんのケーターハムスーパー7は部品がほぼ揃いましたので、次の作業に入りま〜す(*^_^*)
kit1701 [2012/9/11(火) 19:10]
ポンコツおじサム [2017/9/21(木) 16:59]
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ロングノーズ&ショートデッキは男の憧れですよね。
スポーツカーはやっぱり英国車に限ります(笑
しかし今回は画像がどれも白黒っぽくて渋いっすね〜(^^