2012年 11月 5日 (月)
by ポンコツおじサム
セルスターターモーターはボッシュ製ですが、UKフォード純正品。
キレイなオレンジメタリックですね(*^_^*)
フォード製水冷OHV4気筒1700SSエンジンはシンプル且つ丈夫で元気です(^_^)
|
バーキンセブンのセルスターターモーターが不調?
「たまぁ〜にエンジンが掛からない時があるんです(;´_`)」
とオーナーO岡さんが不調を訴えて入場。
数日間、毎日セルモ−ター始動をしてみますが全く始動不良の兆候は無し。
テスターで配線や電装系を調べてみても、原因はイマイチつかめず。
こういう故障が意外と深くはまるパターン…かなと(汗)
ではセルモーターをバラして点検&チェックしてみましょう!
とサクサクと外します。
スーパーセブン形のボディタイプは、
ロータスを筆頭にケーターハム・バーキン・ウエストフィールド・フレイザー・光岡等々とイロイロあります。
見た目同様に非常にスパルタンでシンプルな構造なのですが、
何かメンテナンスをしようとすると、以外にもアチコチ這いまわっているパイプフレームがジャマして、手が入らなかったり部品が外せなかったりします。
バーキン7もセルモーターを外すのは知恵の輪式でした(笑)
外してみると、少々古いフォード製エンジンなのに、ボッシュ製の発電機でした。
早速チェック後に、電装屋さんでOH実施。
モーター内のグリスがガチガチ&少量になっているし、
コミテータ部が汚れてブラシの接触が悪かった?っぽい感じです。
使用した年月を考えれば経年劣化でしょうがないけどね。
各部を洗浄・清掃・グリスアップし、アーマチュアのコンミュテーター部を旋盤で削ってもらってブラシの当たりをキチンとしてもらいました。
・・・で、
試験するとモーターがギュンと暴れて驚くほど元気に回ります!(ノ^ρ^)ノ ....
|