2013年 1月 24日 (木)
by ポンコツおじサム
二玄社刊。さすがに中身は濃〜い本ですね(;^Д^A ```
砂子義一氏のサイン入りです。
貴重な木型やアルミパネルの制作風景の写真も。
ブラバムB8Aを参考にして、新たにプリンスで作られたR380A-I型のフレーム。パイプワークが分かる貴重なショットですね(^^;
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「プリンス/ニッサン」という二玄社発行の書籍を、友人のSさんにいただきました。
主にプリンスが造ったレーシングカー「R380」の事について書いてあります。
ナント、巻頭カラー写真の中に、
「砂子義一」氏のサインが入っています。
第3回(1966年5月3日)日本グランプリ優勝マシンR380A-I型、ゼッケン11番の写真の上にしてくれてありますね。
これはいいですねぇ(^o^)
1960年代前半の、日本のモーターリーゼーションの背景も鑑みつつ読み進むと非常に面白い。
第1回日本グランプリに対する、各自動車メーカーの取り組みの違いも、その後のレーシングカー製作へのキッカケにもなったことが分かりますね。
初代R380は、ブラバム製BT8Aのフレームをベースにしたことは知っていました。
それ以外の部品が興味深い。
ギアボックス:ヒューランドHD5型(5速バックギヤ付)
クラッチ:ボーグ&ベック
ダンパー:アームストロング
ブレーキ:ガーリング対向キャリパー
タイヤ:ダンロップR6
キャブレター:ウエーバー
点火系:三菱製フルトラ
プラグ:NGK
ホイール:ブラバム製マグネシウム15インチ
ボディシェルは、手叩きハンドメイドのアルミ製。
車重:620Kg
エンジンは、珠玉の「プリンスGR8型」です。
水冷DOHC直列6気筒4バルブ2000ccから、245馬力/8400rpmの出力を絞り出したそうです!
1965年(S40年)の事ですから、スゴイですねぇ(^^;
なんか読んでいるだけで、
当時の技術者の熱い思いが伝わってきます。
まだまだ、日本の自動車技術が欧米に比べて劣っていた時代に、
日本の....
kit1701 [2013/1/24(木) 12:36]
ラーメン屋 [2013/1/24(木) 16:06]
iceman [2013/1/24(木) 20:08]
ポンコツおじサム [2013/1/25(金) 10:23]
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初めて見たレーシングカーの音とスピードに圧倒された記憶があります。
私にとってR380は『初めてのレーシングカー』となり、その後のGP等はニッサンの応援をしたのは言うまでもありません。
そういえば連れて行ってくれた親父の車はダイハツのコンパーノでしたね。懐かしいです。