2011年 5月 3日 (火)
2011/05/03 パブハチ君が帰宅しました(^^;)
by ポンコツおじサム
1968年製トヨタパブリカ800スタンダード。赤色が可愛いですね (^◇^)
やっと修理完了となった、2U-C型 OHV空冷水平対向2気筒エンジン。 デミコンヒーター(ヒートエクスチェンジャー式)も取り付けしました。今年の冬は快適なはず・・・(^^;)
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パブハチ君を、やっと帰宅させることが出来ました(^0^)
2Uエンジンの修理で昨年秋にお預かりした、1968年製パブリカ800でしたが、
組み上げた時にエンジンより謎の異音(大きな打音)が発生!
その後、原因を切り分けるべくエンジン部品を順次取り替えていきました。
モチロン、その度に車体よりエンジンを脱着をしました(;´Д`A ```
このエンジンは長いことしっかりと使用されていたために、
回転しゅう動部分の磨耗が激しく、部分的に部品交換しても全体的な油圧低下に悩まされました。
加えて、最近は新品パーツの供給がほとんど無くなったため、個人的なストック部品(中古品含む)を使用したのも、故障切り分けを長引かせてました。
主たる故障(異音)原因と思われる部分は、
(1)クランクシャフトコンロッドジャーナルの磨耗による、メタルクリアランス過大。
(2)カムシャフトの後端ジャーナル部の磨耗によるクリアランス過大。
原因は複合的に他にもあるのですが、主に(1)+(2)により、慢性的な油圧低下が発生し、油圧タペット(バルブリフター)にしっかりと油圧が掛らなかった為に、リフターの打音が発生した模様・・・(-_-;)
最終対応策としては、元のエンジンは使用せず、
オウルガレージストックの中古エンジンのうち、一番状態の良さそうなモノをベースに、再度OHして載せました。
一時、工場内には、切り分け用に3基半のエンジンが部品を外された状態で置かれていました(汗)
昨日、やっとS木さんのご自宅まで約25Kmを自走で納車に行ってきました。
テスト走行後に、ヨタハチの2Uエンジンも体験してもらっていましたので、感想を聞いてみると・・・、
「同じ2Uでも全く特性が違うんですね」
「パブリカ用は低速トルクがあって乗りやすい」と言っておりました。
大事な愛車を長いことお預かりして申し訳なかったですm(__)m
これからは又、通勤の足&休日ドライブにと大活躍してくれるでしょう!
パブリカを楽しんでくださいね(^◇^)
くらしっく [2011/5/4(水) 23:18]
さとうとしお [2011/5/5(木) 07:47]
ポンコツおじサム [2011/5/5(木) 13:00]
ポンコツおじサム [2011/5/5(木) 13:01]
ポンコツおじサム [2011/5/14(土) 15:20]
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エンジン部品を順次取り替えなんて、気の遠くなるような作業じゃないでしょうか。
でも復活して何よりです。
パブリカを通勤の足にも使っているなんて、素敵なオーナーさんですネ!