2012年 4月 10日 (火)
2012/04/10 サンルーフで爽快気分に・・・ (^^;)
by ポンコツおじサム
クーペのリヤデザインは、当時流行のコードトロンカ風です。
サンルーフは、HONDA UK純正オプション品?
イギリスのホンダスポーツクラブのステッカーが誇らしげ(^▽^)
ウインドウデフレクターとクルクルハンドル。
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ホンダS800には、
オープンとクーペがあります。
日本国内は、ほとんどが「オープン」なのですが、
ヨーロッパに輸出したS800は「クーペ」が主流なんですよ。
よって、
国内で見るエスハチクーペは逆輸入のモノが多いわけです。
この赤いS800クーペも、英国からの里帰り車です。
クーペには国内モデルには設定の無い、UKホンダ純正オプションがありました。
開閉式のサンルーフです。
これがなかなか凝った造りで、室内ハンドルをクルクル回すと、
ソフトトップがルーフ後ろに畳めます。
そして、開口部の前方に走行風巻き込み防止のウインドウデフレクターがポップアップするのです。
これいいですよね(*^_^*)
このS800Cの製造は1967年でリジッドタイプとなります。
国内向けのフロントはアルフィン付ドラムブレーキになるのですが、
輸出車はダンロップMk1対向ピストンタイプのDISKブレーキキャリパーが標準装備なのですよ。
ちなみに、
このダンロップキャリパーには、少し容量の大きいMK2タイプもあって、
こちらは、トヨタ2000GT・クラウン、プリンス スカイライン54A&B、日産フェアレディSR311・セドリックなどに同時期に標準装備されていたりします。
昭和40年代に「住友」が「ダンロップ」からパテントを取得してノックダウン生産しています。
1968年にマイナーチェンジして「Mタイプ」になると、全車一斉に今では一般的なスライディングタイプのDISKブレーキに変更されます。
このMタイプ用ブレーキパッドは、サニー1200(B110)やシ初代ビックSB1などとも共通パーツなんですよ(^^;
とりあえず、友人Kさんの工場でボディの修復からスタートしました。
1年掛けてじっくり直していきますよ〜ん(^o^)
早くサンルーフのハンドルをクルクルしてみたいっ!
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以前紹介のありましたホンダS800のレストア状況はいかがでしょうか。販売予定はありますでしょうか。