2011年 6月 27日 (月)
2011/06/27 ハイコンプピストンとBigバルブ Mk1Cooper修理4
by ポンコツおじサム
フラットトップ+3本リングのハイコンプピストン。ピン+リング+ピストンで270gですね
カムチェーンは、”ダブル”にしたんでっせ(^^;)
結構大きいINバルブ! ミニ1000ノーマルを見慣れた目にはかなりBig!!
フラットトップを組んだところ。ブロックも洗浄しましたのでBRGカラーで全塗装します(^▽^;)
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さらに着々と進む1967年オースチン ミニMk1スタンダードクーパーの復活劇です。
ミニMK1のクーパーエンジン(998)には、
圧縮比が異なる2種類のエンジンが存在する・・・という事でした。
今回エンジンを開けてみてわかったことは、
このエンジンが「9FD」というタイプで、
低圧縮比(LowComp 7.8:1)のディッシュトップピストンが入っていたという事でした。
せっかくオーバーホールするので、
フラットトップピストンを組んで、高圧縮比(HighComp 9:1)の
「9FA」仕様にすることにします。
更に、ピストン重量が軽くて3本リング(元は4本リング)のスリッパー型ピストンを組むことでツキの良いエンジンに。
当然、ヘッドもOHします。
バルブガイド・バルブスプリング・スプリングリテーナ・ステムシール・バルブも全部交換でっせ(;^Д^A ```
ここでまたもや、修理作業が中断です。
外したINバルブの傘径がやけに大きいのです。
元々、オースチン&モーリスMk1クーパー用の998エンジンヘッドは、
バルブ傘径が通常のミニ1000ヘッドに比べ効率UPのため大きいモノが使用されていますが、
クーパー専用バルブより、更に約1mm程直径が大きいバルブが入っています。
バルブスプリングも強化タイプが組んであるし・・・・。
どうもヘッドは、本国で一度OHをしているらしい・・・(^^;)
その時にこのチューニングパーツが組まれたと思われる。
バルブステムや傘の状態が良いので、IN側のみは部品を再使用することに決定。
(せっかく購入したクーパー用INバルブは余っちゃいましたが・・・)
ヘッドのシートリングも今回のバルブに合わせ、
O鈴ボーリングさんで再シートカットしてもらいました。
お師匠さまGodHand小○田氏に後はお任せするです。
あと1週間くらいで完成!?予定です(^▽^;)
FG500 [2011/6/28(火) 23:52]
ポンコツおじサム [2011/6/29(水) 00:19]
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古き良き時代が今でも大好きで、自分はいまだにその時間の中にいてまさに現在です。