2011年 5月 26日 (木)
2011/05/26 High & Low (^_^;) Mk1Cooper修理3
by ポンコツおじサム
純正ディッシュトップ・4本リング(圧縮リングが3本&オイルリング1本)のピストン
ピストンはこの時代のオーソドックスな形状、「ソリッド(ラウンド)・スカート型ピストン」です。
1967年オースチン ミニクーパーMk1。この年式はハイドロです。
洗浄したエンジンブロック
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998クーパーエンジンのシリンダーヘッドを外してビックリ!
ピストンが、ディッシュトップ(頭が皿のように凹んでいる)タイプだった・・・と、
5/5のポンコツ日記に書きました。
「じゃあクーパーエンジンではないんだ?」と思っていたら・・・(-_-;)
そのブログを見た、同じF市在住のスコットランド人デビッドが教えてくれました。
「Mini Mk1 998スタンダードクーパーには、ピストンは2種類あるんだよ」と。
早速調べてみると、
まさにデビッドの言うとおりです(さすが英国・ミニワールド誌の日本特派員)
デビッド、ありがとう!!!(^Д^)
私もまだまだ知らない事がいっぱいあるなあ・・・
つまり、
1967年Mini-Cooper Mk1は、998ccエンジン搭載車なのですが、
「フラットトップ」と「ディッシュトップ」のピストン形状により、
圧縮比が High&Low 2種類設定されていたようです。
【ミニのエンジン資料より】
エンジン 998cc 4気筒 OHV
エンジン型式 9FA/9FD
ボア径/ストローク 64.6 x 76.2mm
圧縮比 High comp: 9:1 Low comp: 7.8:1
出力 55馬力 at 5,800rpm
トルク High: 57 ポンドフィートat 3,000rpm
Low : 56 ポンドフィートat 2,900rpm
ということで、圧縮比が変わっても、カタログ上はエンジン出力は同じ。
但し、トルクが微妙に違うようです。
つまり、
このエンジンは、本物のLow comp Type「Cooper Engine」だった訳ですね。
良かった良かった(^◇^)
FG500 [2011/5/27(金) 10:47]
モト夏樹 [2011/5/27(金) 10:49]
ポンコツおじサム [2011/5/27(金) 17:44]
ポンコツおじサム [2011/5/28(土) 13:08]
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