2011/09/11 第1回 オールドカーin K'z ROAD イベント報告その3 DATSUN 240RSも
by ポンコツおじサム
本物の”DATSUN 240RS”とオーナーH野氏です(^0^)
軽量化のためバンパー・トランク・ボンネット・オバフェンもFRP製!
このインパネも「標準仕様」です。ナビコンはNONO製ですね。
ここから右に回りこみながら、一気に下ります! 右タイヤは浮いていますね(^^;)
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私にとって、懐かしく心躍るクルマも参加してました。
現オーナーの日比〇氏をドライバーに、2004年タルガタスマニアラリーにNAVIとして参戦させてもらったクルマ!。
「DATSUN 240RS」
日産自動車が、1983年にWRCラリーに参加すべく製作した純競技車で、日本で唯一生産された「グループBのラリーカー」ですね。
生産数はホモロゲをクリアするために販売した200台のみ(左ハン:150台 右ハン:50台)
基本的には、海外での販売のみですが、この車両は唯一の国内登録車で、
アルミホイール製作担当したENK○Iが初代所有者の由緒正しき240RSです。
当然、当時のWRCに直接参戦はしていませんが、
現オーナーのH比野氏により2001年〜2006年の間に4回もタルガタスマニアラリーにプライベート参戦しています。
ちなみに、
タルガ・タスマニア・ラリーとは、
オーストラリア本島の南にあるタスマニア島(北海道より少し小さい位の島)のほぼ全域を使い、全6日間、約2000km近く走破するFIA公認のターマック(舗装路)ラリーで、路面が舗装路のため軽く200Km/hオーバーまで出てしまう世界一の高速ラリーです。
タスマニア島は自然豊かな島で、その中のSS区間を全開で走る喜びはたとえようも無い感動がありました(^Д^)
フロントウインドウ越しに展示してあった説明文のコーナリング中の写真は、
2004年参戦時のモノで、右側の席に座っているのはまさしく私自身です。(このクルマは左ハンドルなのでドライバーは左側です)
いやあ、とっても懐かしい・・・(^^;
このラリーのために、国際C級ライセンス(FIA公認レースなので国内A級ライセンスでは出場できない)を取得したりと準備が大変だったことを思い出しました。
確か、ネオモダンで見事クラス3位入賞した記憶があります。
(250台以上の参加があり、年式とチューニング度合いでクラスが細分化されています)
競技専用エンジンのFJ24は、とてもパワフルで、フレキシブルで頼りになります。
ただし、FR駆動のためかなりじゃじゃ馬的の乗り味ですが。
ちょうど、ラリー界は「4WD化」が始まり、FR車では苦戦苦戦苦戦・・・だったと思いますが、日産が気合を入れて世界にチャレンジした記念車ですね。
FRP製のバンパーやオバフェン、そしてボンネットの熱気抜きスリットが本気度を物語ってます(^_^)
カッコイイですねぇ!
P,S,
オーナーの日比〇...
その節 TARGA TASMANIA RALLYでは、コ・ドありがとう御座いました。
ナビさんのお力で無事完走(クラス3位)でした。
今となってはTARGA TASMANIA RALLYは大変良い思い出です(そう言えば国際C級ライセンスの更新はどうしたかナァ???)
K'z ロードは来年も盛大に開催されるものと思います、日本の真ん中で車好き人間の全国集会を是非お願いしたいものです。