2011年 8月 22日 (月)
by ポンコツおじサム
小さな2つのピンホールが、ウオータージャケットと貫通している部分。
徐々に侵食されてしまったようです。
見事、修復されたシリンダーヘッド! アルミ溶接職人神の手の技です(^▽^;)
1966年製ホンダS800チェーンタイプ。童友社の1/12 ホンダS800のプラモデル箱絵のクルマはこれです(熊谷→浜松ナンバーに変わってますが)。
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もう秋(あき)も近いというのに
ヘッドに穴開き(あき)です(汗)
もう、諦(あき)らめるところでしたが、
何とか直って、ラあっきーです (ダジャレでオソマツm(__)m)
ある日、オーナーさんがホンダS800のエンジンを掛けたら、
エキゾーストパイプから「水が噴出!」しました。
こりゃなんじゃ〜い(?_?)
ということで、入庫しました。
たぶんヘッドガスケット抜け?かなと思いつつ、エンジンを降ろします。
このヘッドを開けて、(⌒▽⌒;) オッドロキー!です。
燃焼室と冷却水路がつながっているではないですか!
よくよく見ると、アルミ鋳物の水路の一部分が深く侵食されて穴が開いています。
この穴が3番燃焼室と2つのピンホールでつながってしまったらしい!
始めて見る光景です。
このシリンダーヘッドは、エスハチでも台数の少ない1966年製のチェーン駆動タイプエンジン用なので、代替えが非常に少ないし、あってもとっても高価なんです。
修復して再使用するしか無さそう・・・(;´Д`A ```
で、ここは一つ、無理言ってアルミの溶接名人にご依頼です。
何回かの打ち合わせの後、待つこと約3週間余。
ウオータージャケット内の傷んだ部分を削り落として新たに溶接肉盛りし→エンジン屋さんでシートリング+バルブガイド新製し→Y加工所でヘッド面研の順で完成です。
出来栄えは上々ですね(^^)
これで、後はエンジンを組みなおせば、
あのホンダミュージックが蘇ります(はずです)(^▽^;)
ちょっと厄介な修復に関わった皆さん、お疲れさまでした。
オーナーNさんはとっても....
FG500 [2011/8/22(月) 15:22]
ラーメン屋 [2011/8/22(月) 15:24]
ポンコツおじさん [2011/8/22(月) 18:09]
岐阜のヨタキチ [2011/8/24(水) 22:29]
ポンコツおじさん [2011/8/25(木) 19:52]
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となりのバモスホンダとのコラボも更に拍車がかかってましたね☆