2006年 5月 3日 (水)
4/28 TAS ボルボの本気
by ポンコツおじサム
ここだけを見て、
”1961年 Volvo PV544”
の前足だと誰が気づくであろう
タルガのステージはブレーキにも本当に厳しい。
世界的にも珍しい全て舗装路で行う競技である
”オールターマック・ラリー”
よって、
下りの山道のコース(ダウンヒル)は、
ブレーキの効き方によっては、
区間タイム短縮は元より
フェード現象により乗り手の生命さえも脅かす・・・
R32.R33.R34スカイラインGTRは
多数出場してくるが前ブレーキは
マインズ等の6ポッドや完全なレース用が付いている。
この”ボルボPV544”は
日本でいうところの”昭和36年製”である
東京オリンピックの3年前に作られた車両に、
”タンク別体の調整式特注ダンパー”
”日産製4ポッドブレーキキャリパー”
”ベンチレーテッドディスクローター”
”ステンレスメッシュブレーキホース”
”追加スタビ”
”ラリー用強化ブレーキパッド”
である。
”昆ちゃんのミゼットォ〜”
と日本ではTV宣伝していた頃のクルマに
この仕様である。
ちなみに、
ヨタハチも前足は
”ディスクブレーキ+特注ラリーパッド”
である。
ディスクでないと下りが怖くて走れませ〜ん!
このラリーへの本気さが伝わります。
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